学園の紹介

文化と歴史のまち 石神井

石神井公園や図書館等多くの文教施設に囲まれた、静かな街です。
子供たちの小学校、中学校へは歩いて15分程度と便利です。子供たちは地域の人々に見守られながら恵まれた環境のなかで成長しています。

支援内容

家庭的な寮運営
子供たちは、幼児から高校生までの8人を単位とする寮で、家庭的な雰囲気のもと、職員とともに生活しています。また、より家庭的な環境を必要とする子供たちは地域の中のグループホームで生活しています。
一人ひとりを
尊重した支援
恵まれた自然環境の中で、一人ひとりの児童の意向や個性を尊重し、児童自身が真に大切にされていると感じる「児童の最善の利益」に適った質の高いサービスの提供に努めています。職員は子供たち一人ひとりの個性と発達の状態を考えて支援しています。
子供の安心、
安全を守る
子供どうしによるいじめ等の発生を防ぐとともに、職員による子供たちへの不適切な対応がないよう注意を払っています。学園で暮らす子供たちの人権の擁護を実現するために、「第三者サービス評価」「苦情解決システム」「子ども相談員」「子供たちの自治会活動」など、園全体で権利擁護に取り組んでいます。
アフターケアの充実
社会に巣立った子供たちは、困難に直面することが少なくありません。子供たちがいつまでもしあわせにと願い、卒園後のアフターケアに取り組んでいます。相談、訪問、家族や会社との連携、また必要に応じて一時的に園に帰ってきた子供への支援を行っています。

公的な役割

特別な支援

これまで、都立施設が担ってきたセーフティーネットとしての公的な役割を引き続き果たしていきます。

  • 子供たちが抱えている心の傷を癒し、行動や情緒が安定するよう支援しています。
  • 高度な支援課題を有する高齢児童の支援をしています。

実習生の受入れ

  • 実習生の受入は将来の福祉人材育成という社会的責務と位置づけ、毎年大学・専門学校等から「保育士実習生」や「社会福祉士実習生」を計画的に受け入れています。夜間・休日勤務を含む実践的な実習を行っています。
  • 相談援助実習の「実習指導者講習会修了者」は現在4名です。

石神井学園の創立

石神井学園の前身は、渋沢栄一が創設した養育院でした。養育院は1872年(明治5年)、本郷前田邸跡に老人、病弱者、浮浪児など240人を収容することからはじまりました。

これは、この年ロシア皇太子アレクセイ大公が来日することとなったが、首都である東京にいる乞食や浮浪者があまりに多くては国家の体面にかかわるのでこれを何とかしなくてはと始まったと、養育院百年史などに記されています。

その後、本郷から上野、神田、本所を経て大塚へとその拠点を移してきたところでしたが、その大塚の施設に入所している子供たちが同居する大人から悪い影響(感化)があることや、 施設そのものが手狭となったことから1909年(明治42年)6月5日、巣鴨(現在の都立文京高校の敷地)に子供たちだけの施設分院を設立、これが石神井学園のはじまりとなりました。なお、この養育院からは、この年の5月に船形学園が創設されています。

時を経て、巣鴨分院も老朽化や地域の繁華街化などから立地条件のよりよい現在地へ1942年(昭和17年)に移転し、名称もこのときに東京都石神井学園と改称して今日に至っています。